Sky-Wtcher社 Srar Adventurer ~その2:極軸望遠鏡光軸確認2~

もう少し慎重に極軸望遠鏡の光軸確認をしてみました。
今回のターゲットは10km近く離れている遠方の人工光を夜間にターゲットとし、撮影カメラは手持ちですがより慎重に極軸望遠鏡像を撮影して確認してみました。
このターゲット光源は2~3等星程度の明るさと大きさだと思います。裸眼で見ると1つの点に近い光源。極軸望遠鏡では四隅の角が丸くなった丸に近い光源に見えますが、8×30の双眼鏡で見ると縦長の長方形光源が並んで正方形を構成している事がよく分かります。微動雲台は位置固定時のズレ等も含めてクロス線の中心で止めるのに少し神経を使うの大きさです。

写真を拡大して確認した結果、360度の回転中に星一つ分程度のズレがあることが確認できました。
クロス線1/4、90度で6時間。その1/3の30度でも2時間です。実際の使用上は問題のなさそうな誤差に思えます。実際にテスト撮影でもしてみれば良いのですが、曇り空続きでしばらくは星が見えそうにありません。

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Sky-Wtcher社 Srar Adventurer ~その2:極軸望遠鏡光軸確認~

光軸確認光軸望遠鏡が内蔵されている事は Srar Adventurer の魅力の一つだと思います。コスト面でのメリットの他に、都度取り付け取り外しをする事が無いので初心者にとっては精度調整面でも安心感があります。
購入した状態で内蔵極軸望遠鏡の光軸精度がどの程度出ているのか確認しました。
光軸確認ターゲット生憎、雨模様の天気が続いており、遠方の視界が悪く、コントラストが取れて見やすい適当な目標物が無かったのですが、2,3km先の丘から出ている鉄塔の角をターゲットに光軸のズレを確認しました。
極軸望遠鏡のピント調節リングは初期状態では一番押し込まれて(ねじ込まれて)いるので、ピントを合わせるに は意外と多めに引き出す必要がありました。

鉄塔頂部の角にクロスラインの交点を合わせて軸を回転させ、都度、手を離して振動が落ち着いた状態を確認します。
極軸望遠鏡の目視だと僅かなズレは発生している様に感じますが、大きく撮影しないのではないか?という気持ちもわきますが、経験が無いので確かめる必要があります。
写真に撮って拡大してみると、望遠鏡のクロスラインの厚みプラスα程度のズレが発生しています。生憎と2月の帰国から中国に戻る際、マスクなどのウィルス対策品を優先してもう一つの三脚を日本に置いてきた為、極軸望遠鏡接岸部からの写真は手持ちです。写真を撮る際に軽く赤道儀に触れた影響が含まれているかもしれません。
調整の前にもう少し評価をしてみる事にしました。

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Sky-Wtcher社 Srar Adventurer ~その1:購入とテスト~

 

外箱星景、星野写真を撮ってみたいと思い、Sky-Wtcher社 の Srar Adventurer を購入しました。日本ではケンコー・トキナーから販売しているスカイメモSと外観やカタログスペック上は類似ですが、同じ仕様かどうかは分かりません。
Sky-Watcher社製品に限らず、中国製製品を中国内で購入すると日本で買うより高い価格設定になっている事が多いのですが、開梱Srar Adventurer は本体に微動雲台、アリガタプレート、バランスウエイト、のほぼフルオプションを含めて2,655元。日本円で約42,000円で、日本でスカイメモSを同じような仕様を購入すると金額概算は約6万円程度するですので格安です。

天体観察や天体写真に関しては全く経験がないのでインターネットの情報を参考にし一式ながら以下の条件を決めて赤道儀を選定しました。
1.すぐに飽きても良いように、なるべく低コスト。性能は入門レベル。
2.現有カメラ資産使用を前提としてできれば+70-200mm f2.8までの組み合わせを使いたい。
3.海外在住であり、徒歩またはバス程度で活用できる設備。
taobao
比較対象はビクセンのポラリエ、ポラリエU、Sky-WatcherのAZ-Gti、ケンコー・トキナーのスカイメモS。スカイメモTは搭載可能重量の点で最初から対象外になりました。
ポラリエは単体では低価格ですが一眼レフとレンズを載せるには強化キットが必要。結局、エントリークラス赤道儀と同じような10万円近くの出費が必要になりそうです。
ポラリエUは本体だけで7万円近くします。搭載可能重量は6.5kgですが、フルサイズ一眼レフとそれなりの明るいレンズの組み合わせに対しては結局、スライド雲台プレートやバランスウエイトが必要になり、赤道儀が買える値段になってしまいます。
AZ-Gtiは本体+微動雲台+極軸望遠鏡で53,000円程度でポラリエ、ポラリエUの2/3~1/2の費用です。更に自動導入が初心者には魅力的に映りますが、インターネット上の複数情報では安いなりに精度に難ありとの事で、本体+微動雲台+極軸望遠鏡(本体内蔵)で4万円台のスカイメモSを購入対象としました。ついでに保管、移動用にアルミケース179元も購入しています。

内部スカイメモSはてっきりケンコー・トキナーの製品かと思っていましたが、海外ではSky-Wtcherブランドで販売している台湾系メーカー中国で製造しているOEM商品の様です。早速中国の大手通販、淘宝(タオバオ)で検索するとすぐに見つかりました。ケンコー・トキナーへのOEMと同じ仕様かどうかは分かりませんが、海外で販売しているSky-Wtcher社 の Srar Adventurerという製品ですギア
スカイメモSは日本で発売してもう4,5年になるようで、沢山の製品情報をインターネットで見ることができます。1つ、ギア部分の精度が気になっていたので確認してみました。
製品内部は1枚の基板とモーター、回転軸を駆動するギアユニット。その他、回転軸、極軸望遠鏡、電池ケース。
ニッケル水素充電池心配していたギア部分の組み付けは、おかしなぐらつきや大きすぎるバックラッシュも無く(バックラッシュは当然あります)、しっかり組み立てられていました。事前に仕様を確認したときに不明確だったのですが充電式ニッケル水素電池も使えました。製品に同梱されていたマニュアルでは動作電圧範囲がDC 3.6V~6.5Vと広範囲になっています。Mini USBでの外部5V供給も機能早見表可能なのでモバイルバッテリーからの電源供給も可能です。市販されている乾電池は寿命が短めで品質も不安なので充電池や外部電源が使えることはとても便利です。USBケーブルは付属していないので早速3mのケーブルを購入しました。
バッテリーケースには機能早見表が貼られています。表示が分かりやすいモードダイヤルと併せて設定確認に便利です。

水準器この季節(現在3月)晴れる日が殆ど無く星が見えません。動作を確認するためにタイムラプスで撮影してみました。写真三脚に微動雲台を取り付け、Srar Adventurer の軸が垂直になるようにセットします。微動雲台は備えられている水準器で水平になるように三脚を調整します。Srar Adventurer を微動雲台に固定して仰角を90度にセットします。Srar Adventurer 本体には水準器が無撮影風景1いので垂直が出ているかどうかはかなり怪しいです。本気でタイムラプス撮影に使う場合には本体の水平、垂直を確認できる水準器が別途必要だと思います。

 

 

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見よう見まねのラズベリーパイ (19) ~GPSツールの導入~

Raspberry pi にGPSツールをインストールしました。

pi@raspberrypi:~ $ sudo apt-get install gpsd gpsd-clients python-gps
パッケージリストを読み込んでいます… 完了
依存関係ツリーを作成しています
状態情報を読み取っています… 完了
以下の追加パッケージがインストールされます:
libgps23
以下のパッケージが新たにインストールされます:
gpsd gpsd-clients libgps23 python-gps
アップグレード: 0 個、新規インストール: 4 個、削除: 0 個、保留: 25 個。
7,640 kB のアーカイブを取得する必要があります。
この操作後に追加で 9,631 kB のディスク容量が消費されます。
続行しますか? [Y/n] y
取得:1 http://mirrors.zju.edu.cn/raspbian/raspbian buster/main armhf libgps23 armhf 3.17-7 [88.9 kB]
取得:2 http://mirrors.zju.edu.cn/raspbian/raspbian buster/main armhf gpsd armhf 3.17-7 [248 kB]
取得:3 http://mirrors.zju.edu.cn/raspbian/raspbian buster/main armhf python-gps armhf 3.17-7 [98.6 kB]
取得:4 http://mirrors.zju.edu.cn/raspbian/raspbian buster/main armhf gpsd-clients armhf 3.17-7 [7,204 kB]
7,640 kB を 14秒 で取得しました (528 kB/s)
以前に未選択のパッケージ libgps23:armhf を選択しています。
(データベースを読み込んでいます … 現在 155128 個のファイルとディレクトリがインストールされています。)
…/libgps23_3.17-7_armhf.deb を展開する準備をしています …
libgps23:armhf (3.17-7) を展開しています…
以前に未選択のパッケージ gpsd を選択しています。
…/archives/gpsd_3.17-7_armhf.deb を展開する準備をしています …
gpsd (3.17-7) を展開しています…
以前に未選択のパッケージ python-gps を選択しています。
…/python-gps_3.17-7_armhf.deb を展開する準備をしています …
python-gps (3.17-7) を展開しています…
以前に未選択のパッケージ gpsd-clients を選択しています。
…/gpsd-clients_3.17-7_armhf.deb を展開する準備をしています …
gpsd-clients (3.17-7) を展開しています…
libgps23:armhf (3.17-7) を設定しています …
python-gps (3.17-7) を設定しています …
gpsd (3.17-7) を設定しています …
Creating/updating gpsd user account…
Created symlink /etc/systemd/system/sockets.target.wants/gpsd.socket → /lib/systemd/system/gpsd.socket.
gpsd-clients (3.17-7) を設定しています …
systemd (241-7~deb10u2+rpi1) のトリガを処理しています …
man-db (2.8.5-2) のトリガを処理しています …
libc-bin (2.28-10+rpi1) のトリガを処理しています …
pi@raspberrypi:~ $

再起動をしてgpsdを起動します。

pi@raspberrypi:~ $ sudo systemctl enable gpsd
Synchronizing state of gpsd.service with SysV service script with /lib/systemd/systemd-sysv-install.
Executing: /lib/systemd/systemd-sysv-install enable gpsd
Created symlink /etc/systemd/system/multi-user.target.wants/gpsd.service → /lib/systemd/system/gpsd.service.
pi@raspberrypi:~ $ sudo systemctl start gpsd
pi@raspberrypi:~ $ sudo systemctl status gpsd
gpsd.service – GPS (Global Positioning System) Daemon
Loaded: loaded (/lib/systemd/system/gpsd.service; enabled; vendor preset: ena
Active: active (running) since Wed 2020-01-08 20:30:13 CST; 16min ago
Main PID: 334 (gpsd)
Tasks: 1 (limit: 2200)
Memory: 1.0M
CGroup: /system.slice/gpsd.service
mq334 /usr/sbin/gpsd

1月 08 20:30:13 raspberrypi systemd[1]: Starting GPS (Global Positioning System
1月 08 20:30:13 raspberrypi systemd[1]: Started GPS (Global Positioning System)
lines 1-11/11 (END)
…skipping…
gpsd.service – GPS (Global Positioning System) Daemon
Loaded: loaded (/lib/systemd/system/gpsd.service; enabled; vendor preset: enabled)
Active: active (running) since Wed 2020-01-08 20:30:13 CST; 16min ago
Main PID: 334 (gpsd)
Tasks: 1 (limit: 2200)
Memory: 1.0M
CGroup: /system.slice/gpsd.service
mq334 /usr/sbin/gpsd

1月 08 20:30:13 raspberrypi systemd[1]: Starting GPS (Global Positioning System) Daemon…
1月 08 20:30:13 raspberrypi systemd[1]: Started GPS (Global Positioning System) Daemon.

Ctrl +  C で抜け出てgpsdで取得データを確認する。

pi@raspberrypi:~ $ cgps -s

 

 

終了はキーボードの”q”を押す。
gpsmon を試して見る。

pi@raspberrypi:~ $ gpsmon

なにやら表示画面の右上にバグらしいコメントが出てくる。
また、画面の下にはGPSから送られてくるNMEAフォーマットのデータが順次表示される。表示されるデータはまとものようだ。終了は”q”+return。
再起動してcgps -s 又は gpsmon を起動してみる。gpsdがsystemctl で自動起動設定されていることが確認できた。

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見よう見まねのラズベリーパイ (18) ~GeanyでWiring Piを使えるようにする~

sketchではWring PiとGeany が初期設定のままでインストールされています。

Wiring Pi  のwebサイトで紹介されている簡単なサンプルプログラム、Blink (Home→Examples/How-To→Blink)をコンパイルしてみます。
しかし初期設定のままではGeany からWiring Pi を使う為の設定がされていないので、コンパイルエラーとなってします。
gcc でwiringPi を使ったプログラムをコンパイルするときには、
gcc -Wall -o blink blink.c -lwiringPi
-lwiringPi のオプションを付けますので、Geany でもコンパイル時にオプションを付けるように設定します。


Geany 画面上部の”ビルド(B)”メニューから”ビルドコマンドを設定(S)”を選択。


Cコマンド-Build の項目に “-wiringPi” を追加。
コマンドを実行-Execute の項目に “sudo” を追加してOKで保存終了します。


これでコンパイルが出来るようになりました。もちろん実行プログラムも正常に動作します。

OSをstretch にバージョンアップする前Raspberry Pi にSSL接続で2つのコンソール画面を立上げ、nano 等のエディタでプログラムを作成・修正し、もう一方のコンソールでgccや実行コマンドを打っていましたが、さすがに総合開発環境のGeanyは便利です。

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見よう見まねのラズベリーパイ (17) ~時刻同期の設定~

久しぶりにVNC接続をしたら日付や時刻がだいぶズレていたのでとりあえず時刻合わせ。

pi@raspberrypi:~ $ sudo date –set=’2020/01/05 11:42:55′

どうせならとntpサーバーとの同期設定をしようと/etc/ntp.conf ファイルを編集しようとしたら見当たらない。調べて見るとstretch ではntpd ではなく、「systemd-timesyncd」を使っているとの事で設定ファイルは/etc/systemd/timesyncd.conf らしい。
[Time] のセクションに2行を追加。

[Time]
#NTP=
#FallbackNTP=0.debian.pool.ntp.org 1.debian.pool.ntp.org 2.debian.pool.ntp.org $
#RootDistanceMaxSec=5
#PollIntervalMinSec=32
#PollIntervalMaxSec=2048
NTP=ntp.jst.mfeed.ad.jp ntp.nict.jp
FallcackNTP=time.google.com

デーモンを再起動するとWarning: 表示。

pi@raspberrypi:~ $ sudo systemctl restart systemd-timesyncd
Warning: The unit file, source configuration file or drop-ins of systemd-timesyncd.service changed on disk. Run ‘systemctl daemon-reload’ to reload units.

faled ではないのでうまく設定できたのか?言っている事が良く理解できないが、動作状況を確認してみるとNPTサーバーとの同期はできている様だ。

pi@raspberrypi:~ $ timedatectl status
Local time: 日 2020-01-05 12:05:20 CST
Universal time: 日 2020-01-05 04:05:20 UTC
RTC time: n/a
Time zone: Asia/Shanghai (CST, +0800)
System clock synchronized: yes
NTP service: active
RTC in local TZ: no
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見よう見まねのラズベリーパイ (16) ~Raspberry Pi の解像度設定方法を見直す~

デフォルトでは7インチ液晶モニターの解像度が自動設定できなかったので、/boot/config.txt に追記して1024×600の解像度で起動するように設定しました。
http://www.greensignal.jp/blog/?p=833

この状態でRaspberry Pi にディスプレーを接続せずにVNC接続するとVGA初期値の640×480 で起動してしまう為、再度 /boot/config.txt の編集を見直しました。
一旦設定した、

disable_overscan=1
hdmi_cvt=1024 600 60 3 0 0 0

をコメントアウトし、前回実績のあるDMT (87) を設定してみます。

# uncomment to force a specific HDMI mode (this will force VGA)
#hdmi_group=1
#hdmi_mode=1
hdmi_group=2
hdmi_mode=87

これでうまくいくかと思ったら、

pi@raspberrypi:~ $ tvservice -s
state 0xa [HDMI DMT (87) RGB full 16:9], 1024×600

と表示されるものの、Raspberry Pi に接続した7インチ液晶に何も表示されないという状態になりました。インターネットの情報を頼りに以下の /boot/config.txt を以下のように設定を変更。

# uncomment to force a specific HDMI mode (this will force VGA)
#hdmi_group=1
#hdmi_mode=1
hdmi_cvt=1024 600 60 3 0 0 0
hdmi_group=2
hdmi_mode=87
hdmi_ignore_edid=0xa5000080

これでRaspberry Pi に接続した7インチLCDパネルは正常に表示出来るようになりました。この状態でVNCを開くとLCDと同じ解像度で表示できます。
次にRaspberry Pi にディスプレイを接続しないで再起動し、tvservice -s で解像度を確認。

pi@raspberrypi:~ $ tvservice -s
state 0xa [HDMI DMT (87) RGB full 16:9], 1024×600 @ 60.00Hz, progressive

リフレッシュレート 60Hzとプログレッシブスキャンの設定が表示されます。
期待を持ってVNCで接続すると、きちんと1024×600の解像度で表示されました。

hdmi_cvt= <width> <height> <framerate> <aspect> <margins> <interlace> <rb>

はカスタムモードの設定です。パラメータを以下のように設定しています。
<width> LCDの仕様に合わせて1024
<height>   LCDの仕様に合わせて600
<framerate> 60Hz
<aspect>  4:3=1, 14:9=2, 16:9=3, 5:4=4, 10:10=5, 15:9=6 となっており3を選択します。
<margins>  0=margins disabled, 1=margins enabled となっており0を選択します。
<interlace>  0=progressive, 1=interlaced となっており0を選択します。
<rb> 0=normal, 1=reduced blanking となっておりoを選択します。

hdmi_group=2
hdmi_mode=87

hdmi_groupe= は必ず hdmi_mode と対で用い、ディスプレイのHDMI出力信号のフォーマット方式を指定します。
0:ディスプレイのEDIDから自動検出。1:CEAグループの仕様。2:DMTグループの仕様。
hdmi_mode= はhdmi_groupe= で指定されたグループから具体的な信号出力フォーマットを指定します。2020年1月4日時点でraspberrypi.org/documentation/configuration/config.txt/video.md にはDMTグーループは86までしか記載されていませんが、既に1024×600 は87と分かっているので87を設定しました。

hdmi_ignore_edid=0xa5000080

はディスプレイのEDIDデータを無視する様に設定します。
“0xa5000080″”の意味は分かりませんRaspberry Pi のconfiguration > config.txt > VIDEO のドキュメントには「ディスプレイのEDIDデータが正確で無い場合にディスプレイのEDIDデータを無効にして誤った設定がされることを防止するために必要。」と説明されています。

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BG7TBL の GPSDO

趣味のアマチュア無線で活躍する測定器の一つに周波数カウンターがあります。
アマチュア無線を始めた1970年代は、アマチュア無線の周波数の校正と言えば10MHz、JJYへのゼロビートでした。
現在、10MHzのJJYはとっくに無くなっているし、周波数の測定精度も桁違いに良くなっています。現在使用している周波数カウンタも恒温オーブンを持った9桁表示のものです。10Mhzを測定するとゲートタイムを長く取れば0.1Hz単位まで表示します。
しかし、このような精度の周波数を校正する手段がありませんでした。
そこで現在、中国に住んでいるという事もあり、BG7TBL が販売しているGPSDO(GPS Disciplined Oscillator) を購入しました。高精度な10MHz信号でカウンターを校正できれば、無線機だけでなくSSGの周波数も高い精度で確認できます。

購入した製品はGPSDO本体の他に電源アダプターとGPS外部アンテナのセットで、送料込み998元でした。日本円で16,000円弱です。日本国内で購入するより、送料分安価な程度でしょうか。

フロントには液晶のみ。リアにはSMAのGPSアンテナ端子、電源の他に、1PPSと10MHz出力のBMCコネクタ。本体との通信と1PPS出力用のシリアル通信(RS232)コネクタ。動作状態を表示する3つのLEDが付いています。

GPSアンテナを接続してアンテナをベランダから外に出し、電源を入れるとGPS電波の受信を開始します。
この時、リアにある赤色のALM(アラーム)が点灯します。次にGPS電波を受信してロックすると真ん中にある緑色のGPS LOCKが点灯します。GPSにロックしてPPSの出力を開始すると一番下にある緑色のRUN LEDが点滅を開始します。

この状態で表示されている時刻(初期値はUTC)が調整され、GPSDOはGPSの信号に同期するようにOCXOの周波数調整を開始します。GPSDOの周波数が基準となるGPSからの信号に対して一定の範囲内になると、何らかの異常、故障が無ければALMが消えて、GPS LOCK(緑)が点灯、RUN(緑)が点滅という状態になります。

しばらく周波数を調整する時間が続きます。とは言っても、液晶に表示されている周波数を見ると、なんか、もう十分な精度に思えます。

最初に電源を入れてから25分から30分程度で 10000000.0000Hz の表示になりました。この後もまだふらつきます。ずーっと見ていた訳ではありませんが、半日もすれば、ほぼ、落ち着きました。

内部はメイン基板と液晶表示部の2枚基板です。OCXOはTrimble の 型番:73090 が使われていました。中古で中国国内では30元(約470円)程度で販売されています。

出力端子のあるリアパネルの裏に、スペックの一部が記載されていました。

1PPS 3.3Vpp
10MHz sine +20dBm
RS232 9600bps
GPS ANT 5V


オシロスコープのFFT機能で10MHz出力を確認してみました。基本波に対して3次高調波は-40数dB程度。信号の純度は高くないようだ。

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もう、中国内では液晶ディスプレイを買わない! という話し

Raspberry Pi は基本的に Windows PC からSSHやVNCで使用しているが、モニターが出来るディスプレイがあった方が良いかなぁ、という程度の動機で7インチ液晶ディスプレイを購入してみた。

IPSモデルを選択し、送料込みで219元。日本円で3,500円弱。しかし、結果的に安くなかった。この半額なら、許せるという所。
発売元は湖南省の企業だが、表示されているURLにアクセスするとIT系の子供教育機器を販売している別な企業が出てくる。もちろん、購入した液晶ディスプレイは販売製品情報に無い。


取扱説明書や製品の説明情報は同梱されていない。液晶ディスプレイの他には不思議に立派なマイクロUSBケーブル、HDMIケーブル、マイクロHDMIケーブル、電源アダプター、スタンドが同梱されていた。

製品を使ってみようとしてまず気づくのは、設計がいい加減すぎ、という事。ディスプレイへのケーブル接続は画像入力のHDMI端子が1つ、電源用のマイクロUSB端子が、なぜか2つ。
HDMI端子にケーブルを挿すと、その下の「POWER」USB端子にはまともにマイクロUSBケーブルを挿すことが出来ない。端子間隔が狭すぎてコネクタが干渉しています。辛うじてマイクロUSBコネクタを斜めになった状態で無理矢理挿すことは出来る。また、2つあるマイクロUSBもコネクタが干渉して同時使用はできない。試作基板段階で分かりそうな設計ミスが商品にまでなって販売している事はとても不思議だ。
また、ネット販売の写真にはさも画面を指で操作出るかのような写真が有り、本体にも「CTOUCH」と表示されているが、タッチスクリーンではない。2つのマイクロUSB共に、 Windows PC に接続しても何の反応も示さないので、単に電源入力機能だけの様だ。
背面には2つのスピーカーを取り付けるかのような穴が明いているが、これは筐体を共用する為であろうと推察できる。

電源を入れて驚いたのは品質。今時、こんなにバックライトが漏れている液晶なんて有る?明らかに液晶パネル単体時点で不良品と分かりそうなものだが。それとも製造不良品を安く仕入れて商売しているのか・・・。
返品すれば良かったのだが、実用上問題ないと言えば問題ないので、使用してみる方を優先した。しかし、画質に関しては購入前から半信半疑ではあったが、こんな画像品質では少し高いIPSモデルを選択した意味が無い。
今や中国(メーカー)製=低い品質、という時代ではないが、中国国内では何に関しても、日本構内では考えられないほど品質の幅、当たり外れが大きい。中国国内では “使えればいい” 程度の品質のものに止めておく方が無難な気がする。

 

液晶パネルのバックライト漏れを改善できないかと内部を確認したが、とても手を出せそうになかった。
筐体には「Power」と表示されているスイッチには「BackLight」と表示されている。
確認してみると、このスイッチを切っても強い光を当ててみると液晶パネルが機能している事が確認でき、本当にバックライトのスイッチだけである事が分かった。
正直に「BackLight」と表示してくれれば良いのに・・・。。

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液晶ディスプレイに合わせたHDMI解像度の設定

PCディスプレイに接続した場合にはRaspberry Pi で適切な解像度を自動設定してくれるが、モニター用途で購入した7インチ液晶ディスプレーは 1024×600 60Hz の仕様だが自動で解像度が設定されない。
解像度設定状況を確認してみる。

pi@raspberrypi:~$ tvservice -s

HDMI は (4) のモード(HDMI_mode=4 640×480 60Hz)  となっている。
設定情報の有る config.txt を確認。

pi@raspberrypi:~$ sudo nano /boot/config.txt

画面解像度に関する特別の設定はされちないようだ。
インターネットを調べて、[all] の最後に以下の2行を追加して上書終了。再起動する。

disable_overscan=1
hdmi_cvt=1024 600 60 3 0 0 0

再起動後の画面は解像度が高くなっている。tvservice コマンドで確認する。


Embedded Linux Wiki から RPiconfig で調べた Video mode options では HDMI_group=2 (DMT) にはmode_86 までしか無かったが、DMT (87) で1024×600 と設定通りになっている。mode_86 が追加されたのかな?そうであればもっとスマートな設定があるのではないかと思うが、問題ないので、とりあえずこのままで行く。


ディスプレイをPCで使用しているものに切り替えた再起動してみた。
ディスプレイに合わせて CEA (16) 1080p 60Hz の設定になり、解像度は1920×1080と正しく認識できていた。

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