シグマ 150-600mm F5-6.3 DG 単体とテレコンバータ装着時の比較

最近、超望遠レンズ、シグマ 150-600mm F5-6.3 DGを購入して野鳥撮影を始めました。
野鳥でも林や森、その辺の街路樹にいる小鳥さんがメインの被写体です。
鳥さん、特に小鳥さんの撮影では余程の幸運に恵まれない限りシグマ 150-600mm F5-6.3 DGの望遠端である焦点距離600mmで撮影しても被写体をクロップして拡大することになります。
鳥さんの羽と羽毛で包まれた質感を出すには解像度が重要ですが、クロップ拡大は写真にとって悪いことばかりです。わずかなブレ、ISO感度を上げた時のノイズも一緒に拡大されます。また、写真として出来上がりを見た時の解像度の劣化も大きな問題です。
まだ鳥さんの撮影を始めて4回しか撮っていませんので、総括的な事は言えませんが、シグマ 150-600mm F5-6.3 DG単体600mmと、1.4倍のテレコンバータで840mmとした場合の比較画像を取ることができたので記録としてブログにアップします。

使用したカメラ本体はD850。シャッタースピード優先でシグマ 150-600mm F5-6.3 DG 単体は焦点距離600mm、f1/6.3、ss 1/1250、ISO:110、テレコンバータを装着した状態では焦点距離840mm、f 1/9、ss 1/1250、ISO:220です。共に絞りは開放で20mmほど先の高い木のてっぺんで長時間囀っていた鳥さんを撮影しています。
この距離では遠すぎるので撮影しませんが、比較用に撮影しました。
ちょうど同じような構図でフォーカスポイントもほぼ同じ位置になっている2枚を鳥さんの大きさが同程度になるようにクロップして比較します。左側が600mm、右がテレコンバータを使った840mmです。
テレ端開放の画像をかなりクロップしているので画像は600mmが1520×1014ピクセル。テレコンバータを使った840mmは2124×1416ピクセルでファイルサイズは840mmの方が2倍程度大きくなります。
実際の画像は840mmの方が胸の羽毛のつぶれの程度が酷く、解像度の悪い画像です。

テレコンバータを使った時のもう一つの大きな問題は合焦速度の遅さです。
動きが遅いことに加えて合焦にメリハリがない感じで、枝から枝へ、また地面の上を餌を探してちょこまか動き回っている鳥さんにピントを合わせるのは苦労します。通常、オートフォーカスのAF-Cモードを使っていますが、AF-Sで合焦した時のみシャッターを切れるようにした方が良いかもしれません。
クロップであまり拡大する必要が無い程度の被写体や、もっと絞り込んで撮影できる状況であればテレコンバータを使ったときの画質劣化を有意差の無い程度に抑えられるかもしれません。
想像していたより画質劣化と合焦速度が遅くなるという問題が大きく、私の腕では小鳥の撮影にはちょっと使えない様です。
最後に10m前後程の距離で撮影したサンプルを貼り付けておきます。

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