PCのCPU交換

現在、メインに使用しているPCは2012年年初に組み立てたもので、もう9年も前の仕様。写真のRAWデータ調整作業は処理待ちで少しかったるい事がある。
現状の主な仕様は以下の通り。

プロセッサ:Intel(R) Core(TM) i7-3930K CPU @ 3.20GHz、3601 Mhz、6 コア
物理メモリ (RAM) :32.0 GB
OS 名 :Microsoft Windows 10 Pro
ベースボード製品: X79-UP4

よく見かけるベンチマークソフト、PCMark10 を使って現在の性能がどの程度の物なのかを調べて見た。

1866? インターネットにあるPCMark10の紹介記事などで見かけるスコアと比べるとダイブ低い。PCMark10 のオンライン機能でこのスコアがどの程度に位置するのか、確認してみると、驚愕の結果が!

全体の下から2%よりは良い 何の慰めにもならないコメント。
ベンチマークをしようと言う位のPCの多くはそこそこの性能の物で、低性能と分かっているPCの測定はしないだろうからこのデータベース全体は比較的高めであろうとは思うが、それにしても意外な低さ。
中の下くらいの性能は・・・と期待していたが、実際は殆ど下の下でした。
なるほど。これなら高画素機で撮影したらRAWデータの調整にもたつくのも納得。

これほど最近のPCとの性能差があるなら、最新の仕様で新しいPCを組み立てようと思い、主要パーツであるCPU。マザーボード、グラフィックボードの価格を調べてみた。日本と比べて3割ほど高くなり、これにメモリを加えれば20万円超。カラーマネジメントの出来るディスプレイが購入できる程のコスト差があり、中国での新PC作成は断念することにした。

それではより高性能なCPUに交換はできないかと調べてみた。
GAME DEBATE からX79-UP4で使用可能な中から使用可能で現実的に入手ができるCPUで最も性能の良い物を探してみる。
Xeon E7シリーズは通販で見つからなかったのでXeon E5 のv3 又はv2 シリーズから通販で購入出来る物を探す。12コアのv2 に対して16コアのv3シリーズも仕様的には気になったがGD RATING のより高いE5-2697 v2 を発注した。現状、 6コアのi7-3930K CPU のGD RATING は8.6。E5-2698 v3 は9.6。E5-2697 v2 は9.8。

CPU Benchmarks では、 i7-3930K CPU のスコア 8173 に対して E5-2697 v2 は14358と、176%程度の性能アップになっている。

CPU処理能力で1.5倍程度の向上が期待できそうだ。
しかし一方、GIGABYTE のGA-X79-UP4 (rev. 1.0) CPUサポートリスト にはE5-2697 v2 が載っていない。本当に動作するのか、心配はあるがやって見ることにした。

購入はネット通販、淘宝 の中で『天猫』マークのある業者から。中国人のアドバイスでは『天猫』マークのある業者の方が信用がおけるとの事。
注文したときは769.50人民元(日本円で約12,500円)。これならうまくいかなくても許せる範囲。
しばらくして同じサイトを見ると、いつのまにか倍以上の値段になっている!
どこからか取り外した中古で1719元は高いなぁ。
これなら買わない。
既に購入品は輸送途上にあるが、発送元は淘宝 の商品説明にあった「广东深圳」ではなく、上海の更に北方からの出荷になっている。とにかく怪しさ、いい加減さは満点。

 

やっと届いた梱包を開けてみると、意味不明の樹脂ケースが入っているだけで何も入っていない。内容を確認しないで支払い処理をすればしめたもの、とでも思ったのだろうか?
確信犯だな、これは。
『天猫』マークも信用できない。
この国では何につけ、このような事は良くある。時間を無駄にしたがキャンセル。
他の販売業者に発注しなおした。

こちらは650元(日本円で約10,800円)。
2千円近く安い。これで使えるものがちゃんと届けばかえって、少し得した気分。

今度はそれらしい物が届いた。熱伝導グリスが添付されているのは良心的。
CPUの表示を見るときちんと XEON E5-2697V2 の表示。
リマーク品などで無い事を祈りながら早速CPU交換を開始。

CPUを交換してPCの電源を入れると無事にBIOS、Windows10と立ち上がった。ドライバーのアップデートを実施して早速CPU-Z の簡易ベンチマークで i7-3930K CPU と E5-2697 v2 のスコアを比較し てみた。CPUのクロックが遅くなるのでシングルスレッドのスコアは i7-3930K の方が高くなるのでは?と思っていたが、結果は若干高くほぼ同等。さすがにマルチスレッドのスコアはコア数、スレッド数が2倍になるため、2倍以上に改善されている。

次にPCMark10 でベンチマーク。
i7-3930K CPU の1866 からE5-2697 v2 では 3518と約2倍に上がった。
スコア分布の中では下の下から下の上位くらいには上がっただろうか?
項目別では Color adjusting、Unsharp mask 1、Noise adding の3項目は処理時間が約1/3に高速化している。RAWデータを調整作業時の反応が良くなっていることを期待。
動画処理関係の項目も若干高速化されており、コア/スレッド数が多くなった効果があるようだ。

最後にいつも使用しているニコンの現像ソフト、Capture NX-D で13個のRAWデータ現像に要した時間を手動で測定してみた。
OSとCapture NX-D はSSDによるCドライブ。現像対象のRAWデータと、現像後のJPEGを書き出し先はUSB3.0接続の外付けHDDケースのRAID1 ドライブ。
結果、i7-3930K 、Xeon E5-2697 v2 共に92~93秒で変わらない結果になった。
これはスレッド数が2倍になるXeon E5-2697 v2 の圧勝かと思っていたので意外だった。
USB3.0接続の外付けHDDのデータ転送速度が支配的なのかもしれない。

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