マンフロット雲台 MHXPRO-3W

中型三脚用に新しい雲台を購入。
旅行向けの小型三脚(T-2205X)では携帯性を重視して自由雲台を使っていますが、固定を緩める際にカメラ・レンズをしっかり保持している必要があり、じっくりと撮影がしたい中型三脚用には3way雲台としました。
雲台の選択に当たっていろいろとインターネットで調べてみると世間では自由雲台が一般的で、3way雲台は日本以外ではあまり使われていないようですね。しかし、私には携帯性以外の点では3way雲台が使いやすく感じます。
携帯時の収納性と手頃な価格、それにデザインの点でマンフロットのMHXPRO-3Wを購入しました。
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パンとチルトのハンドルレバーが伸縮できるので、確かに収納性は良いです。SLIKの723EXⅢでは収納時に1本のレバーを取り外して持ち運びしていましたが、MHXPRO-3Wではそのような事をせずに十分に小さく畳めます。

この雲台はクイックリリース式です。クイックリリースはマンフロット独自の方式です。
望遠レンズの三脚座用にクイックプレートを1枚、追加で購入しました。
クイックプレートは指2本の操作でリリースします。人差し指で固定レバーを緩め、親指でロックを外すとプレートが外れる位置までレバーが回ります。
スライドして取り外すアルカスイスタイプとは違い、ポロッと外れる感じです。着脱時はネックストラップを掛けたり、カメラをしっかり保持していないと落としてしまいそうな不安があります。
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dscn1046また、クイックプレートの装着時、自動でレバーが閉まりますが、固定力は都度都度ばらついており、毎回、レーバーをしっかり締め込んでおく必要があります。

 

 

 

三脚座のゆがみや固定位置からの回転モーメントも減って、しっかり固定できるかと思い、70-200mmのズームレンズに三脚座を使用せず、直接クイックプレートを付けて雲台に取り付けて見ました。ところが意に反してグニャグニャです。
レンズ側の受け面積が小さく、クイックプレートに張られているゴムとの接触面積が小さいために、固定ねじを十分に締め込んでもゴムシートのねじれを押さえることができないようです。
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三脚座を介してクイックプレートを取り付けると問題なくしっかりと固定できます。
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dscn1047雲台には「割締め」方式と「コマ締め」方式がありますが、この雲台は安価な雲台に使われている「割締め」方式です。価格相応の方式です。よって、構図を決めてレバーを回して雲台を固定する際に、位置ずれが発生します。特に望遠で細かい構図を気にする場合には、ずれ量をあらかじめ見込んでの操作が必要になります。

dscn1048この雲台にはフリクションコントロールという機能があります。レバーで固定を緩めても一定の摺動抵抗が残っているというものです。割締め方式なので、レバーの操作で摺動抵抗を残して置く事も出来ますが、不用意な扱いでカメラがガクッとお辞儀をしてしまう様なリスクを避ける事ができます。あまり強くすると構図時の動きが滑らかに出来なくなってしまいます。オイルダンプの様なスムーズさは望めません。
まだ、外に持ち出して使った機会は少ないですが、特に可も不可もない雲台です。
私が持っている一番長い70-200mm f/2.8では雲台の固定力に全く問題はありません。望遠端での長秒露光も安定しています。
引っかかるというような事はもちろんありませんが、雲台操作時のスムースさは、値段相応という所でしょうか。自由雲台ですが値段の安いSIRUIのG-20Xの方が動きがなめらかです。
[2016年11月10日追記]
雲台のパン、チルト操作がどうもスムーズさに欠けると感じていましたが、フリクションコントロールが原因のようです。パン、チルトのレバーをフリクションコントロールダイヤルを緩める側に動かすと回転角に従ってだんだん重くなり、逆に動かすときは軽くなります。レバーを”フリクションコントロールダイヤルを緩める側に動かす”と、相対的にフリクションダイヤルを強める方向に回転させる事と同様な内部構造になっているのかもしれません。
フレーミングの微調整程度なら感じない事かもしれませんが、違和感のあるところです。
カメラの固定力は十分に有り、構図固定時の微ズレも許容範囲内でとても安定した雲台だと思いますが、この操作フィーリングはちょっと残炎です。

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