sketchではWring PiとGeany が初期設定のままでインストールされています。
Wiring Pi のwebサイトで紹介されている簡単なサンプルプログラム、Blink (Home→Examples/How-To→Blink)をコンパイルしてみます。
しかし初期設定のままではGeany からWiring Pi を使う為の設定がされていないので、コンパイルエラーとなってします。
gcc でwiringPi を使ったプログラムをコンパイルするときには、
gcc -Wall -o blink blink.c -lwiringPi
と -lwiringPi のオプションを付けますので、Geany でもコンパイル時にオプションを付けるように設定します。
Geany 画面上部の”ビルド(B)”メニューから”ビルドコマンドを設定(S)”を選択。
Cコマンド-Build の項目に “-wiringPi” を追加。
コマンドを実行-Execute の項目に “sudo” を追加してOKで保存終了します。
これでコンパイルが出来るようになりました。もちろん実行プログラムも正常に動作します。
OSをstretch にバージョンアップする前Raspberry Pi にSSL接続で2つのコンソール画面を立上げ、nano 等のエディタでプログラムを作成・修正し、もう一方のコンソールでgccや実行コマンドを打っていましたが、さすがに総合開発環境のGeanyは便利です。
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