見よう見まねのラズベリーパイ (9) ~音を出す~

LEDの次はスピーカーから音を出してみます。
以下は Wiring Pi サイトで紹介されている Software Tone Library の説明要約です。

[ Software Tone Library ]
1. WireringPi にはRaspberry Pi の任意のGPIO にソフトウェアで単純な矩形波を出力することのできる ハンドラを含んでいます。
2. これにはいくつかの制限があります。
(1) cpuの使用率を低く維持するために最小のパルス幅は100μsです。その結果、最大周波数は 1/0.0002 = 5000Hz です。
(2) ルーチーンプログラム中で実行する場合、より高い優先順のプログラムやリアルタイム処理などにより、周波数の精度は影響を受けることに注意してください。
3. 以上の制限はあるものの、ハイインピーダンススピーカー、圧電発声器などを使う事で単純な信号の発生が可能です。

SoftTone を使用する為にSoftTone のヘッダーファイルをインクルードします。

#include <wiringPi.h>
#include <softTone.h>

SoftTone の機能は次の2つです。

softToneCreate (int pin);
Softwere Tone を使用するピンを決めます。

softToneWrite (int pin, int freq);
出力するピンと信号の周波数を指定して出力を開始します。
出力は次の命令が来るまで継続します。
出力を停止するには周波数に0を指定します。

2.スピーカ1つの回路配線はLED点滅回路の抵抗とLEDを圧電スピーカに置き換えただけのものです。
使用するGPIOはGPIO4 で変わりません。
GPIO端子の出力はハイインピーダンスで受けてやる必要があります。通常の8Ωや6Ωのインピーダンスのスピーカーを接続しても音は出ないどころか、GPIO端子の設計規格では出力電流16mAのようですので、過電流になり、破損の危険があります。

 

高い音を1KHz、低い音を500Hzとして交互に10回繰り返します。
1-buz
LED 点滅と同様にコンパイルします。

pi@raspberrypi:~/clang $ cc -o 1-buz 1-buz.c  -lwiringPi

sudoで実行します。

pi@raspberrypi:~/clang $ ./1-buz

圧電スピーカーからは雑音混じりのような高低2種類の音が10回繰り返されます。

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見よう見まねのラズベリーパイ (8)~LEDを点灯~

最初にありふれたLEDの点滅で正常にGPIOの制御を確認してみます。
1.LED1つの点灯回路ハードウェアの回路はGPIOのPORT4を使うこととし、左図の様に接続します。
キットに入っている一番小さい抵抗、330Ωを使います。
LEDの順方向電圧を2.0Vと仮定して、GPIO端子がHigh の時の定格電圧は3.3Vですから、
順方向電流 = (3.3-2.0)/330 = 4mA
うるさくない程度の良さそうな明るさに光る見込みです。

以下のプログラムでテストしました。
この手のプログラムはインターネットや書籍にたくさん紹介されています。タイトル通り、見よう見まねで作ってみました。
また、Wiring Pi のウェッブサイトにも Examplese/How-To の中に Blink という名前でc言語のソースコードが紹介されています。wiringPi の命令についての解説もReference に情報があります。
Reference の Setup 項目を見ると、wiringPi を使用する時の初期化コマンドには4種類有り、プログラムの最初に呼び出しておく必要があります。
・int wiringPiSetup(void)
・int wiringPiSetupGpio(void)
・int wiringPiSetupPhys(void)
・int wiringPiSetupSys(void)
“wiringPiSetup(void)”  は wiringPi のピン番号体系を使用する場合に使い、”wiringPiSetupGpio(void)” は Broadcom の GPIOピン番号を使う場合の初期化コマンドとの説明があります。
Wiring Pi のPins で紹介されているピンの名称はコネクタの物理的ピン番号の他に”NAME”、”BCM GPIO”、”wiringPi Pin”の3種類があります。この内、GPIOのピンの呼び方は”BCM GPIO”、”wiringPi Pin”の2種類あります。
Broadcom とは Raspberry Pi の中核をなすCPU、メモリ、画像処理などの機能を持った半導体のメーカーで、BCM = Broadcom の略だと思われます。
その半導体のGPIO端子の番号が”Broadcom の GPIOピン番号” で、Wiring Pi のPins では”BCM GPIO” と表示されています。
半導体のGPIO端子がRaspberry Pi のGPIOコネクタとつながっていますが、GPIOコネクタについて、Raspberry Piでの名称は接続元にある半導体のGPIO端子のGPIO端子名(番号)とは異なっています。
理由は不明ですが、このような事でRaspberry Pi のGPIO端子の名称は2通り存在します。
参考にした書籍ではBroadcom社(のIC)の端子名である”BCM GPIO” を使っていましたので、踏襲しています。

#include <wiringPi.h>
#define LED_PORT 4  /* LED_PORT を GPIO4 と定義  */
int main (void) {
int i;
int j = 100;//初期化
if(wiringPiSetupGpio() == -1) return 1; /* wiringPi system の初期化 */
pinMode(LED_PORT, OUTPUT);       /* LED_PORT ピンモードを出力に設定 */for (i=0; i<10; i++) {
//LED ON
digitalWrite(LED_PORT, 1);   /* LED_PORT に1を出力してHigh にする*/
delay(j);//LED OFF
digitalWrite(LED_PORT, 0);     /* LED_PORT に0を出力してLow にする */
delay(j);
j = j * 2;
}
return 0;
}

ソースコードファイル(1-led.c)をコンパイルします。

pi@raspberrypi:~/clang $ cc -o 1-led 1-led.c -lwiringPi

1-led という実行ファイルができるので実行してみます。
ユーザーアカウントでは実行できませんでした。
sudo で再度実行するとLEDの点滅が始まります。

pi@raspberrypi:~/clang $ ./1-led
wiringPiSetup: Must be root. (Did you forget sudo?)
pi@raspberrypi:~/clang $ sudo ./1-led
pi@raspberrypi:~/clang $

 

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見よう見まねのラズベリーパイ (7)~WiringPi~

同僚が日本に出張したついでに「Raspberry Pi電子工作エントリーキット(Economy)」なるものを発注して持参してもらいました。
ブレッドボードは今まで使った事はありませんがそれ以外のパーツは買うまでもなく自宅のパーツボックスにあるようなものばかりです。ハノイでも探せばどこかにあるのでしょうが、時間もないのでRaspberry Piで遊べるように基本的なパーツをまとめ買いです。
日本でも電子部品屋さんが少なくなりましたが、まだまだ通販でも色々な部品を簡単に購入できるので、非常に便利だとつくづく思います。
DSCN0966 DSCN0970
Raspberry Pi のGPIOをコントロールするためにWiringPi をインストールします。
WiringPi はc言語でGPIOを制御するためのライブラリです。
c言語以外でも使用できるようです。
I2Cのライブラリーも一緒にインストールしておきます。

pi@raspberrypi:~$ sudo apt-get install libi2c-dev

libi2-dev_inst
途中でインストールの確認がありますが、yを入力してリターンキーを押し、インストールを実施します。
次にWiringPi をインストールしますが、WiringPi はソースコードを入手して自分でビルドします。
ソースコードはRaspbian に標準でインストールされているgit を使って行います。
念のためgit を確認します。

pi@raspberrypi:~$ git –version
git version 2.1.4

のように表示されればOKです。
WiringPi のソースコード取得は以下のようにします。

pi@raspberrypi:~$ git clone git://git.drogon.net/wiringPi

ダウンロードすると、カレントディレクトリにwiringPi というディレクトリができます。wiringPi ディレクトリに移動してビルドを行います。

pi@raspberrypi:~$ cd wiringPi
pi@raspberrypi:~/wiringPi $ ./build

wiringPi_download wiringPi_build
wiringPi_install
ビルドが完了するとgpioのコマンドが使えるようになります。
バージョンを確認して正しくインストールされているのを確認します。
Maker は Sony なんですね。

 

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見よう見まねのラズベリーパイ (6)~Wi-FiのIP固定~

DHCPでIPを割り振っているワイヤレスLANを固定IP化します。
予め、 ifconfig コマンドで現在使用しているワイヤレスLANのインターフェイスを確認しておきます。通常であれば「wlan0」にIPアドレスが割り振られて、現在使用中のワイヤレスLANインターフェイスは「wlan0」である事が確認できます。
ラズベリーパイのIPアドレスは /etc/network/interfaces で設定します。

pi@raspberrypi:~$ sudo nano /etc/network/interfaces

後で変更履歴が分かるように、
iface wlan0 inet manual
の前に”#”を付けてコメントアウトします。
改めて以下の設定を追加します。
iface wlan0 inet static
address 192.168.1.111
netmask 255.255.255.0
gateway 192.168.1.1

# interfaces(5) file used by ifup(8) and ifdown(8)

# Please note that this file is written to be used with dhcpcd
# For static IP, consult /etc/dhcpcd.conf and ‘man dhcpcd.conf’

# Include files from /etc/network/interfaces.d:
source-directory /etc/network/interfaces.d

auto lo
iface lo inet loopback

iface eth0 inet manual

allow-hotplug wlan0
# iface wlan0 inet manual /コメントアウト

# 追記
iface wlan0 inet static
address 192.168.1.111
netmask 255.255.255.0
gateway 192.168.1.1
# ここまで
wpa-conf /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf

allow-hotplug wlan1
iface wlan1 inet manual
wpa-conf /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf

Ctrl+o で上書保存。Ctrl+x で終了します。
reload して設定を有効にします。

pi@raspberrypi:~$ sudo /etc/init.d/networking reload

ifconfigコマンドやSSHでログインして設定したIPアドレスが反映されていることを確認します。

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見よう見まねのラズベリーパイ (5)~SSHとSAMBA~

ズベリーパイへのSSH接続を確認してsambaをインストールし、Windowsパソコンから操作ができるようにします。
セキュリティに問題のない環境であればsambaでLinux PCの必要なディレクトリに自由にアクセスできるようにしておくとファイルの受け渡しなどが簡単にできて便利です。

SSHサーバーはraspbian に標準でインストールされています。
念のためraspi-config で設定を確認しておきます。

pi@raspberrypi:~$ sudo raspi-onfig

9 Advanced Options からA4 SSH を選択します。
rpconf-9rp-a4ssh
SSH を有効(enable) にするで「はい」を選択。有効にされたというコメントが出るので<了解>でEnter を押してメニューに戻ります。
raspi-config のメニューからは<Finish>をTABキーで選択してraspi-config を終了します。
rpconf-sshenablerp-sshenableconfirm
Windows パソコンから Tera Term でSSHで接続します。
ラズベリーパイにSSH接続するために、ifconfig コマンドなどであらかじめラズベリーパイのIPアドレスを調べておきます。

pi@raspberrypi:~$ sudo ifconfig

本来はラズベリーパイのIPアドレスを固定すべきですが、DHCPによる自動割り当てでも自宅での趣味で使う分には接続できなくなってもIPアドレスを簡単に確認できますので、大きな問題はありません。
Tera Term を立ち上げて接続情報を入力します。
TCPポートのナンバーはwellknown の22がデフォルトになっています。
きちんとしたシステムとして動作させる場合や、公のインターネットに接続する場合には併せてポート番号の変更がセキュリティ上、必須です。
DSCN0952[1] teratermconnection
接続を開始するとログイン画面になります。
ラズベリーパイ側で設定変更やユーザーの追加などをしていなければ、デフォルトではユーザは「pi」、パスフレーズ(パスワード)は「raspberry」です。
接続するとラズベリーパイのコンソールが表示されます。
何か適当なコマンドを入力して動作確認をします。
sshlogin sshconnected
正常に動作すればSSH接続の確認は完了です。
CUIベースであればラズベリーパイにディスプレイ、キーボード、マウスを接続しなくてもWindows PCから操作できるようになりました。

このまま、Tera Term でSSH接続したコンソールから samba をインストールします。
samba-common-bin はユーザーパスワードなどの設定で必要になるかもしれないのであらかじめインストールしておきました。

pi@raspberrypi:~$ sudo apt-get install samba samba-common-bin

samba のインストールでは途中でインストールする事の確認を求められますが、yを入力してインストールを継続します。
併せてサービスを管理するために chkconfig もインストールしておきます。

pi@raspberrypi:~$ sudo apt-get install chkconfig

samba のインストールが完了したら動作設定行います。

pi@raspberrypi:~$ sudo nano /etc/samba/smb.conf

smb.conf の [global] セクションに以下を追加します。
smb.conf の最初の方にあって、すぐに見つかると思いますが、エディターでnanoを使う場合には、「Ctrl + w」で文字列検査ができます。
日本語の対応と、自宅内Lan からのみの接続許可を設定します。

[global]
unix charset = UTF-8
dos charset = CP932
hosts allow = 192.168.1.

hosts allow =  のセグメントは設定しているLan環境で異なります。192.168.0.xxx の方が一般的です。この場合は、「hosts allow = 192.168.0. 」になります。
次に共有フォルダーの設定をします。
smb.conf の一番最後に以下を追記します。
ラズベリーパイのデフォルト一般ユーザーである「pi」のユーザーフォルダーに対してguest アカウントにて読み書き削除などができるようにします。

[share]
path = /home/pi
read only = no
brawsable = yes
guest ok = yes
force user = pi

「Ctrl + x」で確認にyを入力して上書き保存終了します。
samba の起動は、

pi@raspberrypi:~$ sudo service samba start

ではうまくいきませんでした。インターネットで調べて、以下のコマンドでスタートできました。

pi@raspberrypi:~$ sudo service samba-ad-dc start

ラズベリーパイの起動時にsamba が自動で起動するように設定します。

pi@raspberrypi:~$ sudo chkconfig samba-ad-dc on

Windows PC から接続してみます。
エクスプローラでネットワークを開くと「RASPBERRYPI」と、共有フォルダー名の「share」が見えます。「share」を開くとラズベリーパイのユーザー「pi」のフォルダー以下にあるファイルが見えます。読み書き削除が可能になっているはずですので、確認します。
smbshere smbexplor
これで、ラズベリーパイとWindows PC間のファイルの交換が容易にできる環境になりました。

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見よう見まねのラズベリーパイ (4)~日本語環境~

日本語環境のインストールをします。
jtbterm はコンソールで多言語を表示するためのプログラムです。
Terminal から次のコマンドを入力します。

pi@raspberrypi:~$ sudo apt-get install jfbterm

DSCN0914途中でディスクを42.1MB使うけれども、良いか?と聞いてきますので、yを入力してエンターで実行します。

完了してコマンドプロンプトに戻ったら日本語フォントの入力をします。

pi@raspberrypi:~$ sudo apt-get install ttf-kochi-gothic xfonts-intl-japanese xfonts-intl-japanese-big xfont-kaname

DSCN0919特に問い合わせもなく完了します。
フォントに他の種類もありますので、使ってみて不満が出るようでしたら後で変更します。

次に日本語を入力する為のIME (Input Method Editor) をインストールします。Raspbian で一般的な ibus-anthy をインストールします。

pi@raspberrypi:~$ sudo apt-get install ibus-anthy

DSCN0929これも途中インストールの確認を求められますので、yを入力してインストールします。

最後にロケールを設定します。ロケールとはLinux で多言語をサポートする仕組みで、ユーザーがどの言語を使用するかを定義します。ソフトウェアはロケールに応じて表記や処理を行います。Configuration Toolを立ち上げます。

pi@raspberrypi:~$ sudo raspi-config

5 Internationalisation Options -> I1 Change Local を選択します。
DSCN0878DSCN0921
ロケールの選択はスペースを押して「*」マークを付ける事で行います。
ja_JP.UTF-8 UTF-8
en_US.UTF-8 UTF-8
ja_JP.EUC-JP EUC-JP
を選択しました。「TAB」キーで「Ok」を選択して「Enter」を入力します。
DSCN0922 DSCN0923
複数選択した場合、デフォルトのロケールを決めます。
en_US.UTF-8 UTF-8
を選びました。
DSCN0924 DSCN0925
DSCN0926「TAB」で「Ok」を選択して「Enter」を入力すると Configuration Tool のイニシャル画面に戻ります。「TAB」で<Finish>を選択、「Enter」で終了します。
Terminal に reboot と入力して再起動します。

再起動すると画面右上に「US」というアイコンが追加されています。
クリックするとプルダウンメニューで英語、日本語が選択できます。
DSCN0932 DSCN0933
DSCN0934日本語選択するとアイコンンお表示が変わります。
画面左もメニューから Text Editor を立ち上げて試しに日本語を入力してみましょう。
デフォルトで、かな入力。スペースキーで変換になっています。
これで日本語環境ができました。

DSCN0936DSCN0935

 

 

 

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見よう見まねのラズベリーパイ (3)~Raspbianの最新化~

ラズベリーパイをインターネットに接続できたので、インターネットから情報を取りながらラズベリーパイの設定とRaspbian とファームウェアを最新の状態に更新します。

画面左上の Terminal アイコンをクリックしてターミナルを立ち上げ、

pi@raspberrypi:~$ sudo raspi-config

を入力します。
Raspberry Pi Software Configuration Tool が立ち上がります。
キーボードの矢印キーで 5 Internationalisation Options   Set up language and regional sett
を選択してエンターキーを押します。
DSCN0874 DSCN0878
I2 Change Timezone -> Asia を選択します。
DSCN0879 DSCN0880

私のいる場所はハノイですが、Ha Noi が無いので Ho Chi Minh を選択します。

次にキーボードを設定します。
同様にRaspberry Pi Software Configuration Tool から 5 Internationalisation Options   Set up language and regional sett を選択してエンターキーを押します。
I3 Change Keyboard Layout を選択します。
DSCN0883 DSCN0885

キーボードのリストが出ます。ここから先は実際に使うキーボードで変更する必要があります。私の場合は TK-FBP013 で日本語83キー配列ですので、これに近そうな、
Generic 105-key (Intel)  PC -> Japanese -> Japanese -> Japanese (Kana 86)
を選択しました。正しいのかどうか分かりませんが、設定前はキー表示と違う記号が入力されていたところが表示通りになっていますので、このまま使ってみることにします。
DSCN0887 DSCN0888
その後に細かい設定の確認が続きますが、日本語入力の操作方法などもわからないので悩まずにデフォルトのままでOKまたはエンターを押し続けます。
DSCN0889 DSCN0890
DSCN0891 DSCN0892
DSCN0893 DSCN0894
Raspberry Pi Software Configuration Tool の最初の画面に戻ったらタブキーで <Finish>を選択し、エンターを押すとターミナル画面に戻ります。
DSCN0895

日本語を使うための設定をする前に、Raspbian を最新の状態にします。
Debian を元にしている Raspbian ではパッケージ管理に apt (Advanced Packaging Tool) を使っています。パッケージとは実行プログラム、設定ファイル、ライブラリ、マニュアルなどソフトウェアに関するファイルの塊のようなものです。
aptコマンドは複数のプログラム間の依存関係も考慮しながらパッケージのインストール、アップデート、削除、などを行う事ができます。

利用できるパッケージの最新の一覧情報を入手します。ターミナルで次のコマンドを入力します。

pi@raspberrypi:~$ sudo apt-get update

update が完了したらパッケージをインストール、更新してアップグレードします。

pi@raspberrypi:~$ sudo apt-get upgrade

DSCN0898 DSCN0899
アップグレードするファイルの確認が終わるとアップグレードにより増加するディスク使用量と確認のメッセージが出て止まります。
y を入力してエンターを押し、アップグレードを開始します。
パッケージのアップグレードには30分ほど掛かると思います。
アップグレードが完了すると、Raspbian が最新の状態にアップグレードされたとのコメントが出ます。
DSCN0901 DSCN0904

Raspbian のアップグレードが完了したらラズベリーパイのファームウェアをアップデートします。

pi@raspberrypi:~$ sudo rpi-update

ファームウェアのアップデートに要する時間は約10分です。
アップデートが完了したら、新しいファームウェアを有効にするために再起動が必要です。そのままコマンドラインで reboot を入力して再起動します。

DSCN0908 DSCN0909

 これで基本的な設定は完了です。次に日本語を表示、入力する為のプログラムをインストールします。

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見よう見まねのラズベリーパイ (2)~無線LANとBluethooth~

ラズベリーパイのOS、Raspbian のインストールができたので、基本的なハードウェアを使うための設定を行います。
まずはブルートゥースでキーボードのペアリングをします。
エレコムTK-FBP013の裏側にある電源を入れてconnectボタンを押して認識を開始します。
DSCN0866 DSCN0868
キーボード右上のオレンジ色のconnectランプが点滅しているのを確認してx-window右上のブルートゥースマークをクリックしてAdd Device を選択します。
TK-FBP013series を選択してPair ボタンを押します。
DSCN0855 DSCN0856
code番号を入力するようにとの表示が出ますのでTK-FBP013から指定された数字を入力してENTERを押します。
Connected succesfuly と表示されればキーボードの認識は完了です。
DSCN0857 DSCN0858
キーボード入力をテストします。
画面右上の Menu からAccessories -> Text Editor を開いてキーボードから適当な文字を入力してみます。この段階ではキーボードの設定をしていませんので記号などはキーの表示と違う入力になるものがありますが、問題ありません。
TK-FBP013は30分ほど操作をしないとsleepモードになってしまいますが、何かキーを押して数秒待つと入力できるようになります。
DSCN0869 DSCN0870
次に無線LANへの接続をします。
接続するWi-Fiまたは無線IPルーターはDHCP機能が働いている事が必要です。画面右上のディスプレイが2つ並んだアイコンが無線LANです。アイコンの上にマウスポインターを持ってくると、認識されている無線LANのSSIDが表示されます。接続するSSIDを選択してパスワードを入力します。
DSCN0852 DSCN0854
ディスプレイが2つ並んだアイコンが下左のようなアイコンに変われば接続ができています。試しに画面左上の地球のようなアイコンをクリックしてブラウザを立ち上げてみます。
DSCN0859 DSCN0860
DSCN0862ブラウザが立ち上がってもスタートページを設定していませんので何も表示しません。url 入力欄に既存のurlを入力して、指定されたwebサイトが表示されればOKです。但し、まだ日本語の設定をしていませんので日本語の表示はしません。

これでインターネットに接続し、キーボード入力もできるようになったので、次はRaspbian を最新の状態にして各種の設定をしていきます。

 

 

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見よう見まねのラズベリーパイ (1)~OSのインストール~

インターネットを見て、以前からちょっと触ってみないと思っていたラズベリーパイがハノイでも簡単に手に入ることが分かり、衝動的に購入してみました。
facebook で Raspberry Pi Viet Namというネット販売をしているアカウントを見つけ、連絡を取ってみると自分のアパートから程度遠くない住所で直接販売もしているとの事で、直接出向いて購入してきました。
個人の自宅でしたが、英語で気持ちよく対応して頂けました。

今までにもH8などのマイコンボードに興味を持ったことはありましたが、マイコンボードを実際に入手して遊んでみるは初めてです。ラズベリーパイはLinuxベースOSでライブラリの追加でボードに備わっている外部IO端子やUSBをc言語などで制御できるようです。最初に準備するものが少なく、ソフト開発から外部IO制御までそろっているオールインワンで、敷居が低いですね。
購入したのは下の写真左側にある、
1.Raspberry Pi 3  (本体です)
2.5V 2.5A 出力のACアダプ    (手元には1.5A程度のものしかなかったので購入)
電源ケーブルは梱包は別ですが一応、セットのようでした。
3.16GBのマイクロSDカード (ネットには8GBの例が多いですが、余裕を見て)
4.HDMIケーブル (これで既存の液晶ディスプレイに接続します)
です。キーボードとマウスは手持ちのものを使います。
DSCN0749 DSCN0755
ACアダプタは事前に調べたネット情報で2.5A出力対応くらいのものは必要との事でしたので新たに購入。ショップでは純正と一般品を紹介されましたが、一般品を選択。
Raspberry Pi本体はRSコンポーネンツ社製(イギリス製)でした。
DSCN0751 DSCN0753

最初の作業はOSのインストールです。
インストールはRaspberry Piの公式サイトからNOOBSというものを入手して行います。
NOOBS = New Out Of the Box Software のようです。an easy Operating System installer for beginners. とありますので、素直にNOOBSを使います。
ダウンロードのページには他の種類のOSも出ていますが、公式にサポートされているOSである、Raspbian をインストールします。
NOOBS と NOOBS LITE があります。NOOBS LITE は “without Raspbian pre-loaded.” とありますが、よくわからないので、無難に何でも入っていそうなNOOBS を使います。ファイルはZIP形式をンロードします。
noobs1 noobs2
ラズベリーパイのハードティスクに相当するmicroSDカードに解凍したNOOBDを書き込みますが、その前にmicroSDカードをフォーマットします。
フォーマットはmicroSDカードをアダプターを介してカードリーダーに入れ、windows10のパソコンで認識させます。
これが正常なのかどうか、わかりませんが、windows10のエクスプローラからフォーマットしようとすると、16GBのmicroSDカードにも関わらず容量が1.11GBと表示されます。
DSCN0829 format1
windows10のエクスプローラの問題かと思い、SDFormatter を使ってみましたが同じ結果です。フォーマットをしてみると、結果は14.4GBと表示され、正常にフォーマットされたようです。
format2format3
次にNOOBSを解凍します。windows上で解凍し、生成されたNOOBSフォルダー中身を”すべて選択”し、そのままmicroSDカードに書き込みます。所要時間は4,5分です。
NOOBS
書き込みが完了したmicroSDカードをラズベリーパイ基板の裏側にあるmicroSDスロットに挿入します。下の写真はまだ挿入されていません。特にラチェットやロックはありませんが、最後まで挿入します。
電源を入れる前にラズベリーパイに周辺機器を接続します。マウスとキーボードはありあわせのものです。マウスはロジクールのM235を使います。USBの無線レシーバをUSBスロットに挿入します。
キーボードはエレコムのTK-FBP013を使います。このキーボードはブルートゥース接続ですので、ラズベリーパイに内蔵のブルートゥースと接続させます。
HDMIでディスプレイを接続します。
電源スイッチはありませんので、ACアダプタをコンセントから抜き差ししてスイッチ代わりとします。
DSCN0836 DSCN0759
電源を入れるとラズベリーパイの赤いLEDが点灯し、ディスプレイにカラー画面が現れます。その後、ラズベリーマークが出てパーテーションのフォーマットを開始します。
DSCN0837 DSCN0838
ケーブルLANを接続していない状況ではインストールするOSがRaspbian のみ表示されるはずですので、選択してinstallアイコンをクリックします。
マウスは特に何のセッティングも必要とせず、この段階から使用可能です。
すでにインストールされているOSを上書きする確認メッセージがでますのでYesを押してインストールを開始します。
DSCN0842 DSCN0843
インストールには約45分掛かります。インストール時にディスプレイ下部に言語とキーボードの選択メニューが出ますが、日本語の表示にはフォントのインストールなどが必要ですので、のちに日本語設定をするまでは英語のままで行きます。
DSCN0844 DSCN0845
インストール完了のメッセージが出てokをクリックすると再起動します。
Linuxらしいboot画面がでてしばらくするとx-windowが立ち上がります。
DSCN0847 DSCN0849
Raspbian では標準でランレベル5で起動するようです。以下のようなx-window画面が出ればosのインストールは完了です。シャットダウンは画面左上のメニューから行います。
DSCN0850DSCN0863
シャットダウンをして、ラズベリーパイのLEDが赤、緑共に点灯状態になればシャットダウン完了です、電源を切ってもOKです。
DSCN0864 DSCN0865

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トゥンニャム ( Vườn Chim Thung Nham )

昨日、越南写真クラブの撮影会でトゥンニャム渓谷に行きました。
トゥンニャムは野鳥の楽園で、鳥が夕方に巣に戻ってくる時が見ごろ、との事で昼食の後、トゥンニャムに行く前にタムコックのタイヴィー祠(Den Thai Vi)界隈に寄りました。
素晴らしい作りの門が有った、との事ですが現在は工事中で取り払われていました。新しいコンクリートの柱を立て始めていましたが、私はまだ見たことがない以前の門が復元されるのを期待しています。

Thung Nham 20160528_017 Thung Nham 20160528_004
Thung Nham 20160528_007 Thung Nham 20160528_008
蓮の花の季節にはちょっと早かったようですが、ディエンビエンフーでも鮮やかに咲いていたhoa phường がハノイ市内と同様に見ごろでした。
Thung Nham 20160528_021 Thung Nham 20160528_029

トゥンニャムは少し山に登ったところにある入場有料のの地域です。
入場料は1人100,000VND、500円くらいでしょうか。山の中のリゾート施設という感じです。
DSCN0754 Thung Nham 20160528_030

7か所の見所があるようです。最初にBUDDA CAVEという30分ほどの鍾乳洞クルーズに乗りました。
鍾乳洞の中にはライトがなく、代わりに船頭さんが懐中電灯を貸してくれます。
Thung Nham 20160528_031 Thung Nham 20160528_033
洞窟の天井は適度に削ったようで、チャンアンのように頭すれすれというところはほとんどありません。懐中電灯で照らしながら観光します。
酷暑の外から入るとさすがに涼しく感じます。
途中、BUDDAと思われる鍾乳石がありました。
Thung Nham 20160528_039 Thung Nham 20160528_041

ボートクルーズの次はMARMAID CAVEという鍾乳洞を歩いて見学です。
この鍾乳洞の特に通路の上は天井が低く、腰をかがめて通る時間が多いです。私のような腰痛持ちはちょっと大変。注意が必要です。また、通路は竹を組んだ筏状で、防水でない靴では間違いなく濡れます。
Thung Nham 20160528_042 Thung Nham 20160528_045
鍾乳洞の一番奥に、なるほど、言われてみれば角度によって人魚のように見える鍾乳石がありました。このような比喩はどこの国にも同じようにあるんですね。
全てではないですが、ハロン湾の洞窟も同じでしたが、ここの洞窟のライトアップもカラフルです。特に写真に撮ると凄い。
日本の鍾乳洞ではどうだったかなぁ~。
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さて、いよいよ本日のハイライト、野鳥の見学です。
ここもボートで湖の上を進んでいくと、見えました!
右の方に大きめの鳥がたくさん止まっています。本当にたくさんで、近くによるとちょっと怖くなるほどです。
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鷺程度の大き目な鳥も何種類かいるようです。
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時間は夕方4時前でしたが鳥がどんどん、巣に帰ってきます。
大東亜戦争時のwar birds の空戦もこんな感じに見えたのでしょうかね。
帰着に近づくとかなり早い段階から足の準備をしています。訓練を終えて厚木基地にぞくそくと戻ってくるギアを下ろした戦闘機のようです。
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いよいよ夏も盛りになる季節で酷暑との戦いにめげなければ、トゥンニャムはハノイから3時間ほどで楽しめる観光地でした。

 

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