1.概要 ロータリースイッチを使って、1本のアンテナを10台のリグに切り替えて使用するスイッチボックスです。 そのうち2つは前面にはM型とBNCのコネクタを設けて、実験や調整中のリグを簡単に接続できるようにしています。 |
2.リアビュー リアには8台のリグを接続するコネクタがあります。そのうちの3台はBNCです。SW-40+などのQRP機を接続します。 |
3.内部 ロータリースイッチはフロントパネルから少し離して取り付けました。配線は5D-2Vです。 |
4.コネクタ接続 コネクタをベーク板などを使って個々に絶縁するというやり方とどちらが良いか迷いましたが、コネクタのグランド側と同軸ケーブルの外皮は全てシャーシに落としました。 接続される各リグのグランドは直流的には動電位になりますが、古い真空管式リグも接続するので、これで良いのかどうか少し心配です。 |
5.ロータリースイッチ配線 ロータリースイッチでは同軸ケーブルのホット、コールド、共に切り替えます。接続されない同軸ケーブルはオープンになります。 |
6.特性 意味も無く広すぎるスパンで測定してしまいましたが、リターンロスブリッジで測定してみると、30MHzでリターンロス-20dB、VSWR換算で約1.22です。50MHzでは-18dB、VSWRで約1.28程度になります。あまり良くありません。 そのうち落ち着いて、測定し直してみたいと思います。 |